ヌーベル・ベルデュール音楽教室 音便り

兵庫県伊丹市にあるピアノ・ソルフェージュ教室です。

東京芸大ピアノ科合格!!

先日、エレーナ・リヒテル国際ピアノコンクールで優勝した妹尾先生の生徒さんSくんが、無事今月12日、東京芸大に合格し、教室にも一気に春が来た感じです

音楽は答えが一つでなく良し悪しを人間が決めるから、どうなるかヒヤヒヤしましたが、東京芸大がすごい才能のある子を見落とさないでいてくれて、感謝です

2月末から教室に入り浸りで、私も練習見守り、怖い聴衆になり😅、妹尾先生はレッスンだけでなく、メンタルトレーナーにもなり、

彼は1-2次試験のたびに直前スーツケース持って来て、ここから上京。

ワクワクして最高に楽しく弾けた!と言う1次試験直後はきっとイケる!と希望があったのに、

2次では最後の曲で数音外したかもと絶望し、もう絶対ダメです!と断言し絶望する彼を励まし、

数十分2次の合格発表後の連絡がないと、きっとダメだったんだと家族みんな落ち込んで寝込み、合格だったのがわかって狂喜乱舞し、

3次は楽勝だったと大喜びで帰って来てみんなでやったねーと言ってたら・・・

ソルフェージュが簡単で差がつかなかったかもと急に不安になり、
不合格だったらピアノやめると言って目が死人のよーになる彼を叱咤激励し(地獄のような・・

そしたら、「うかった~合格だ~」「よかったね~!!!」「おめでとう!!」「すごいよ~!」

大喜びの大騒ぎ!!でも、そのちょっと前のご本人は地獄のような不安と苦しみを味わっていたに違いなく、周りも数日ごとにジェットコースターのような気分でした😅

2月末から今まで試験なんて、長すぎです

私は直接の先生ではないけれど、家族同然毎日のように激励していたので、ようやくほーっとできました

1次試験に116名受けて60名通り、2次試験に33名通り、3次試験で25名最終合格で、そのうち12名芸高生が全員合格で入ってたので、外部受験からは116名中13名合格のみという厳しさ。

曲目も、エチュード2曲(うち1曲当日指定)、ソナタ全楽章、ロマン派、近現代と 多いうえ、センター試験もあるし、ソルフェージュも。 本当によく頑張った! 受験生の皆様お疲れ様でした。

Sくん、数日前に早速嬉しいお顔をみせに教室へ来てくれました

3次試験から発表までにリストのバラード2番、ハンガリー狂詩曲、タランテラ、コンソレーション、ペトラルカのソネットなど何曲も初見で弾いちゃう凄い才能。

これからが楽しみです





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伊丹市 ヌーベル・ベルデュールピアノ教室
伊丹市・宝塚市・神戸・大阪などから通われるピアノ・ソルフェージュ教室です。
クラシックピアノで4年間ウイーンとパリの音楽院に海外留学した経験、
指導法スペシャリストより効率よく学べる幼児教材と指導法を学び
実践してきた経験、
コンクール審査員の経験などを生かし、幅広い年齢層とニーズに対応します。
幼児が初めて習う趣味のピアノはもちろんのこと、音高・音大受験希望、
音大卒業され講師をされてる方など、様々なニーズの方が通われています。
楽しく学ぶために、希望者にはクラシックのみならずポピュラーも多く取り入れています。
基礎をしっかりつけて効率よく学びたい方、お気軽にお問合せください。

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テーマ:ピアノ - ジャンル:音楽

  1. 2017/03/17(金) 05:43:03|
  2. 生徒さん
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別府アルゲリッチハウスでのカシオGHイベント参加してきました!

先月27日はレッスンお休みし、大分県別府アルゲリッチハウスでのカシオイベントに参加してきました!
牛田智大さんの演奏も聴けるとあっては、興味津々で大阪伊丹空港からひとっとび、意外に1時間で大分空港着、そこからバスで50分ほどで別府駅到着、そしてタクシーですぐでした。5月にはアルゲリッチ音楽祭が毎年行われているところです。

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ここは普段、アルゲリッチのイベント以外、貸し出ししない所で、カシオがここにGH電子ピアノをプレゼントした記念に、牛田智大さんとGHのイベントが奇跡のように実現したもので、ほぼカシオ関係者とメディア中心のイベントでした。
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アルゲリッチハウス 4

牛田智大さんのカシオ セルヴィアーノ ハイブリッド グランド (GH)での演奏を、幸運にも聴かせていただいたのですが、電子ピアノなのにここまで表現できるとは、本当に素晴らしかったです❣もはや新世代の楽器ですね。

一緒に行った生徒さんお母様(ピアノの先生)も、「電子ピアノの演奏で涙が出たのは初めてです~」と感激されていました。

GHは音の粒がかなりはっきりと出て、普通ならペダルや音の洪水で細かくは聴こえない音まではっきり聴こえ、 タッチによって繊細に反応するため、より実力が表れる楽器だと思いますが、

牛田さんは左右の中に隠れる普段強調されないようなppのメロディーラインまでも、浮き上がるように自由自在に正確に演奏され、迫力のあるffの音からPPPまでずば抜けた集中力と技術力、感性で表現されるのには、本当に感激しました。

メディアも来てるし、より集中力が必要だったかと思われますが、まだ17歳でもさすがプロ、ホールや楽器にあった音創りの調整も朝からしっかりされていたそうです。

トークもしっかり言葉を的確に選んで話され、10代に思えないほどしっかりされてますし、
地元テレビ局、新聞、音楽雑誌などのメディアがたくさんきていて、驚きました。

トークで話されていたことは、GHに関しては、ベルリン、ハンブルグ、ウイーン3つのグランドのそれぞれの音色の印象を言われ、
音が通常のコンサートでは演奏者と聴衆の間にワンクッションあるかんじがするけれど、わりとダイレクトに聴衆に伝わるため、楽器とホールの響きを聴きながら午前中調整練習したこと、

今 ロシアでロシアンピアニズムを学ばれていること、世界の多くのレッスンでは、いかに強い音を出すか足し算式の奏法が求められるようですが、ロシアンピアニズムは全くその反対で、引き算の奏法、いかに弱音の多彩な音の種類を創れるかが求められ学んでいるところだそうです。

小さい頃は中国に住んでいて、ランランなどの演奏会に行ってあんな風にステージに立つピアニストになりたいと思って習い始めたとか。また、日に何時間くらい練習しますかの問いに、「最低6時間」とさらっと答えていて、やはりどんな天才でも努力あっての演奏なんだなと思いました。

あとで牛田さんと小学生の生徒さん達の記念撮影がありましたが、残念ながらご本人の写真は許可がなく、ありません。

17歳にしてこんなに素晴らしいとは、通常のコンサートにも行ってみたくなりました


行きと帰りには、日帰りにもかかわらず、しっかり名物「地獄めぐり」をしてきまして、「竜巻地獄」「血の池地獄」「海地獄」「鬼の山地獄」を観てきました。岡本屋のプリンもいただいて、さらには湯の花発祥の地にも。数時間の観光だったので温泉に入れなかったのが心残りでしたが・・・日帰りとは思えない充実した一日でした。

いつか、別府アルゲリッチ音楽祭にも行ってみたいです🎵



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  1. 2017/03/06(月) 00:06:18|
  2. 日々の出来事
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